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18/40 福原遥の出産シーンで思い出すコロナ禍での出産。立ち会いなくて良かった?叫ぶ妊婦

ドラマ18/40の福原遥さんの出産シーンがリアル!すごい女優さん!と話題になった。

結婚できないキャラの役、いつまで深田恭子にやらせるんだろうっていうのはさておき。
自分の初めての出産を思い出した。

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コロナ禍真っ最中の出産だったので立ち会い出産はもちろん不可。
本陣痛がきて入院してから、退院するまでの5日間、ずっと1人きり、窓越しの面会とかいうものさえなし。

初産でこれ、なかなか過酷。

しかも私は出産が怖すぎて、予習ゼロで出産に挑んだ。
ぶっつけ本番。やるしかない。いつかは終わる、と信じて。

出産予定日当日の診察で、子宮口の開きは約3センチほど。
まだ生まれなさそうだということで、5日後の誘発入院の予約をとった。

医師からは、それまでに自然に陣痛きたらいいねと言われたが、
うちの母も姉も、毎回予定日超過→陣痛誘発パターンだったと聞かされていたので、何となく自分もそうなると考えていた。

出産予定日当日の夜、思いつきで陣痛アプリをDLして夫と共有。
私は里帰り出産で、このとき夫は仕事で遠方にいた。

使い方を夫に説明がてら、実際おなかが痛いときにボタンをおしてみる。
軽めの生理痛くらいのこんな痛さでボタン押すものなのかな?と迷うレベルの痛さでボタンをおしていたら
23時頃、ずっと陣痛続いてるんじゃない?と夫からの指摘。

もっと痛くなるはずだからまだまだでしょと言って就寝したものの、痛みが襲ってきて何度も起きる。
夜中にいちいち夫に通知がいくのも何だしな、と思いアプリのボタンをおすのをやめて、間隔はきちんと測らなかった。

夜中の2時頃、これまでと違う出血。これが本物のおしるしと予感。
痛みが増してきたので間隔測ってみると5〜10分。

9時になったら病院行こうかなと思っていたら、5〜6時台には3分間隔に。

これ以上痛くなると病院に辿り着けないと判断し、母にタクシーを呼んでもらう。
タクシーを呼び止めているときに強い陣痛の波が来てしまい、道端で這いつくばって通行人に声をかけられながらも、なんとか病院到着。

警備員さんに車椅子乗せてもらって産科につくと、はじめましての当直医師に
「歩いて診察室行こっか」
と言われ

はい!?!?歩けないぐらい痛いですけど…と戸惑いつつなんとか診察してもらう。

開き3センチ、まだまだこれからだねーと言われ絶望
ちなみに夫にLINEで連絡できたのはここまで。これ以降、連絡する余裕はなくなった。

とりあえずということで
お婆ちゃん達が入院してる大部屋にいったん入れられる。

陣痛が声をだすレベルの痛みになってきて、一人でうめく。叫ぶ。

叫びすぎていたのか、お婆ちゃん回診中の医師に、ナースコールの使い方しってる?と聞かれる。

看護師さん登場。なんかあったら呼んでいいからねの言葉をもらうけど、
なんかって何?痛いだけで呼んでいいの?とややパニック。

立ち会い不可だから、誰かが付き添って背中さすったりとかしてくれると淡い期待をしてたけど、全然そんなのなし。

この頃もらえたアドバイスは、飲み物のストローは今のうちにさしといたほうがいいよ、くらい。
でもこのアドバイスは重要だった。
この先ストローをさすこともできなくなる。

その後、診察待ちの間も陣痛の痛みが来るたびに、耐えきれず大声で叫んでいたら
「他の患者さんがびっくりするから、ここで待ってて」
と個室に通された。

孤独に耐える。なぜか四つん這いの体制が楽だった。

そして、何かが出そうな感覚がやってくる。
・・・失禁。

あとから分かることだが、これが破水だった。

破水には、尿漏れのようなものから、パーン!とはじけるようなものまで色々あるらしい。

初産の私には、破水だと気づくことはできなかった。

その後どれくらい個室で放置されたのだろう。
「子宮口3センチでまだまだ産まれないのに、ただただ叫び声がうるさい患者」だった私は
人知れず破水し、自分ではそれをおもらしだと思い、しばらくそのまま過ごした。

(体感)30分以上はたった頃、看護師さんにつれられて車椅子で診察へ向かった。

診察台へあがろうとするのだが、痛さであがれず、床に倒れ込んだ。

そこではじめて、助産師さんが、破水に気づいた。
助産師「破水してる!!」
わたし「え?おしっこですよね?」
助産師さん「赤ちゃんの頭見えてる!もう産めるよ!」

そのあとどうやって分娩台にたどり着いたか記憶にないが、
気がつけば私は分娩台にいて、看護学校の学生さんたちに囲まれていた。

私は大きな総合病院で出産し、そういえば学生さんに見学されることがあると説明を受けていた。

そこからは助産師さんに言われるがまま。
「私の目を見て!」とか
「力入れて!」とかいろんな指示を出してくれるので、必死で言われたことを実践する。

言われるがままにやっていると「それでいいよ!」と褒められた。
サンシャイン池崎がお腹に乗せたろうそくを吹き消す動画が、頭によぎった。
本当にあれだ。あの通りやればいいんだな。

そして、赤ちゃんは産まれてきてくれた。
おぎゃーっと元気よく泣いた。

どの時点を陣痛開始というのか分からないが、
病院についてから4時間足らずの、スピード出産だった。

二人目のときは気をつけてください(早めに病院にいかないと、家で生まれる)と言われた。

これだけは言わせてほしい。
スピード出産だからって楽な訳では無い。

確かに苦しむ時間は短かったけど、その分凝縮されている。
安産なんてものはない。めっちゃ苦しい。

一人での出産は不安だったけど、とにかく叫びたおし、のたうち回る自分が
きっと野生動物のような姿だったので、夫に見られなくてよかったかもという気がしなくもない。

一人だったからこそ、何も気にせずありのまま出産に挑めた。

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ABOUT ME
2banmeonna
長らく「都合のいい女」をしていました。結婚から一番遠い「2番目の女」だった私も、30歳で幸せな結婚生活を手にすることができました。ダメダメの恋愛や婚活のあれこれ、どこかの誰かのお役に立てることがあればなーと思います。趣味はドラマ。 ※当ページではアフィリエイトプログラムに参加しています。