子どもを産んでから、一人の時間がものすごく貴重になった。
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筆者が正直に勧められるモノのみ搭載します
はやく一人になりたい
という本を思わず手に取りたくなるような生活。
私の夫は育児も全力で頑張ってくれているし、休日には私が友達と出かけられるように、子どもの面倒を一人で見てくれることもある。
私は恵まれている。
それでも、育児のメイン担当である私は、ほぼ毎日24時間、子どもと一緒にすごす。
トイレもゆっくりいけないような生活。
スーパーもいつも子どもと一緒。
スマホにメモした買い物リストをちらりと確認し、ベビーカーを片手でおしながら、
急ぎ足で買い物を済ませる。
平日は、子どもの寝かしつけが終わって、ふーっと一息ついたのもつかの間、夫が帰宅する。
早く寝たい気持ちと戦いながら夫の食事を温め直す。
休日は、家族で近所の公園に行ったり、時々水族館や動物園に出かける。
婚活中に憧れていた生活だ。
きっと、婚活中で子どもをのぞんでいる人からすると羨ましくなるような光景。
しかし!!
お気づきだろうか。このエンドレスな生活に。
子どもとの時間、夫との時間、たまに夫に協力してもらって得られる友達との時間(この時間があるだけ十分有り難いが)
これらだけでぐるぐると私の生活はまわる。
一人になれる時間が本当にないのです。
夫は通勤時間の往復一時間だけでも、一人になって好きな動画を見たりできている。
それさえもうらやましく思えてしまった。
そんなある日私は夢をみた。
夢の中で私は結婚していなくて、
彼氏と別れたばかりという設定だった。
夢の中の私はめちゃくちゃあせっていた。
え、待って、私もう33歳、え、あれ34歳か。ここからまたゼロから婚活スタートするの、どうしよう。絶望・・・
目が冷めた私は、現実に安堵した。
忙しい毎日の中で、一人になりたいなんて言ってしまうけど、
夫と子どもという家族を築けたからこそ言える、これは贅沢なわがままなのだと。
婚活中思い描いた理想の生活。
人間、ないものねだり。
数年前の自分と比べものにならないぐらい、充実した幸せな日々をおくっているのに
忙しさの中で、私は今の生活のありがたさを忘れてしまっていた。
婚活する夢を見たことで、気付かされた。
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